ヘルパーのぱいたんです。
梅雨真っただ中ですが、奇跡的に3日ほど晴れが続いたのでモッチョム岳へ行ってきました!
登山道の様子や、見どころを報告&ご紹介します。
梅雨真っただ中ですが、奇跡的に3日ほど晴れが続いたのでモッチョム岳へ行ってきました!
登山道の様子や、見どころを報告&ご紹介します。
まずはモッチョム岳の基本情報です。
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標高: 940m
所在地: 屋久島町南部 原(はるお)地区
登山口: 千尋滝展望台
登山口までのあくまでのアクセス: 車もしくはタクシー バスはありません
コースタイム: 往復 6時間30分(登り 3時間30分 / 下り 3時間) (旺文社 (2019). 山と高原地図 屋久島 宮之浦岳 より)
その他: 水場あり / 渡渉が3箇所あり. 増水注意 / ヤマビル多し😨
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という感じです。道中に渡渉がありますので、晴れが続いたタイミングを狙いました。ガイドブックでは秋~春先にかけての登山を推奨している場合が多いですね。夏場は天気が安定しないのと、低山ゆえに暑いこと。加えてヤマビルが多いということがその理由でしょうかね。
私のように「この時期の花を見たい!」というような理由でなく、単純に登山を楽しみたい場合は涼しい時期に来られることをお勧めします。
標高940mと聞いて、間違っても「低山じゃん 楽勝じゃん」と思ってはいけません。登山口(270m)から、途中でモッチョム岳山頂よりも標高の高い神山展望台(970m)を経由するルートになっており、累積標高差は結構なものになります。終始急登続きで、登山慣れしていないとキツいコースだと思います💦
時間がかかるので朝早くからのスタートが安心です。また、島内には朝早くから営業している商店が(私の知る限り)ありませんので、登山に必要な水や食料は前日のうちに確保しておきましょう。
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標高: 940m
所在地: 屋久島町南部 原(はるお)地区
登山口: 千尋滝展望台
登山口までのあくまでのアクセス: 車もしくはタクシー バスはありません
コースタイム: 往復 6時間30分(登り 3時間30分 / 下り 3時間) (旺文社 (2019). 山と高原地図 屋久島 宮之浦岳 より)
その他: 水場あり / 渡渉が3箇所あり. 増水注意 / ヤマビル多し😨
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という感じです。道中に渡渉がありますので、晴れが続いたタイミングを狙いました。ガイドブックでは秋~春先にかけての登山を推奨している場合が多いですね。夏場は天気が安定しないのと、低山ゆえに暑いこと。加えてヤマビルが多いということがその理由でしょうかね。
私のように「この時期の花を見たい!」というような理由でなく、単純に登山を楽しみたい場合は涼しい時期に来られることをお勧めします。
標高940mと聞いて、間違っても「低山じゃん 楽勝じゃん」と思ってはいけません。登山口(270m)から、途中でモッチョム岳山頂よりも標高の高い神山展望台(970m)を経由するルートになっており、累積標高差は結構なものになります。終始急登続きで、登山慣れしていないとキツいコースだと思います💦
時間がかかるので朝早くからのスタートが安心です。また、島内には朝早くから営業している商店が(私の知る限り)ありませんので、登山に必要な水や食料は前日のうちに確保しておきましょう。
千尋滝展望台の駐車場に車を停めます。観光スポットだけあって駐車場は広々としており、お土産屋さんもあります。山頂までトイレがありませんのでここで済ませておきましょう。
入山前にヒル対策。ズボンの裾を靴下に入れ込みます。さらにその上にスパッツを。言うまでもなくシャツはズボンにINです。ダサいとかそんなこと言ってられません。
私は使いませんでしたが、市販のヒル除け剤があればなお安心でしょう。1000~1500円くらいで流通しているものが多いです。
入山前にヒル対策。ズボンの裾を靴下に入れ込みます。さらにその上にスパッツを。言うまでもなくシャツはズボンにINです。ダサいとかそんなこと言ってられません。
私は使いませんでしたが、市販のヒル除け剤があればなお安心でしょう。1000~1500円くらいで流通しているものが多いです。
とは言ってもいくら対策を施してもダメなこともあります。この日も1回、首元まで攻め込まれてしまいました。運よく吸血前に気付けたのでギリギリセーフ。3分に一回くらいのペースで首元のヒルチェックをしていたおかげで被害をゼロに抑え込むことが出来ました(非常にストレスフルでした...)
悠長に休憩なんか取って油断しているとこんな風にすぐに登ってこられます。休憩していなくても登ってこられます。尺取り虫のような動きで、まあまあなスピードです。
はっきり言ってキモイです。
悠長に休憩なんか取って油断しているとこんな風にすぐに登ってこられます。休憩していなくても登ってこられます。尺取り虫のような動きで、まあまあなスピードです。
はっきり言ってキモイです。
入山から割とすぐに渡渉があります。水量が多いときはここで引き返しましょう。
登山道では散ったヒメシャラの花をよく見かけました。
他にもギンリョウソウや、ヤクシマヒメアリドオシランなどなど、魅力的な植物が多く、いちいち立ち止まって観察・撮影をしているといくら時間があっても足りません。
さらにヤクシマランも。ものすごく小さいのでウッカリ踏みつけないよう注意です。
名前こそ”屋久島蘭”ですが、屋久島以外にも分布します。原始的な形質を持っているそうで、たしかにランっぽくない花の形をしています。
ここらの個体群はまだ咲きかけという感じでした。右の写真は別の日に違う場所で撮影した個体です。
名前こそ”屋久島蘭”ですが、屋久島以外にも分布します。原始的な形質を持っているそうで、たしかにランっぽくない花の形をしています。
ここらの個体群はまだ咲きかけという感じでした。右の写真は別の日に違う場所で撮影した個体です。
もう一か所沢を越えると万代杉です。あの縄文杉を越える胸高周囲だそうで、なかなかの迫力です。
え?万代杉の 写真? 花の写真を撮るのに夢中ですっかり忘れていました 笑
万代杉から先は日当たりのいい尾根沿いの道が少し続きます。そしてなぜかここからヒルが増えます...
万代杉まではおよそ1時間半。この後さらに沢を越えて、この日の最高地点神山展望台を目指します。
万代杉から約1時間で神山展望台へ。眺めがいいポイントです。
神山展望台を越えるとようやく目指す山頂が見えてきます。ここからは険しいロープ場が連続しますので慎重に...
この辺りで標高およそ900mほど。花崗岩が目立ち、みられる植物もこれまでとは異なるものが多く、つい魅入ってしまいます。
そんな感じで山頂へ。ヒルもいなさそうで落ち着いて休憩をとることが出来ました。
山頂ではあいにく雲が出てしまい360度の大眺望とはいきませんでしたが、晴れている方に目を向けるといい景色が見られました。
山頂直下には岳参りの祠があります。
山頂ではあいにく雲が出てしまい360度の大眺望とはいきませんでしたが、晴れている方に目を向けるといい景色が見られました。
山頂直下には岳参りの祠があります。
下山は来た道を引き返します。かなりの標高差を一気に下るので、なかなか膝にきます...
下山完了時刻は17時ちょうど。入山が9時30分くらいだったので所要時間は約7時間30分でした。植物観察をしながもテキパキ歩いたつもりですが結構かかってしまいました。
6月の日照時間が長いシーズンはまだいいですが、秋冬に登山する場合は、早朝からの入山が必須だと感じさせられました。
バードな山登りにはなりますが、大迫力の万代杉と山頂からの眺望は一見の価値アリです。体力に自信のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。下山後は近くの尾之間温泉で汗を流すのもヨシです。
山に登らない人も、千尋滝へはぜひ足を運んでみてください。オススメは大雨の翌日!
以上、ぱいたんでした。
下山完了時刻は17時ちょうど。入山が9時30分くらいだったので所要時間は約7時間30分でした。植物観察をしながもテキパキ歩いたつもりですが結構かかってしまいました。
6月の日照時間が長いシーズンはまだいいですが、秋冬に登山する場合は、早朝からの入山が必須だと感じさせられました。
バードな山登りにはなりますが、大迫力の万代杉と山頂からの眺望は一見の価値アリです。体力に自信のある方はトライしてみてはいかがでしょうか。下山後は近くの尾之間温泉で汗を流すのもヨシです。
山に登らない人も、千尋滝へはぜひ足を運んでみてください。オススメは大雨の翌日!
以上、ぱいたんでした。