こんにちは!民宿すぎのこの女将ハルカです。
九州で最も高い山が屋久島にあることをご存知でしょうか。実は「九州山岳標高ランキング」の1〜8位を屋久島が独占しています。
島のほぼ全域が山地で出来ている屋久島。そんな地形のおかげで雨が非常に多く、市町村でみる降水量ランキングは全国1位。
水がとっても豊富であることは屋久島の大きな特徴の一つです。
川の数は全部で約140本、集落の数は24。すべての集落に川と橋があります。
それぞれの橋に川にまつわるエピソードや特徴などの背景があり、屋久島の歴史を感じられます。
ガイドブックではあまり取り上げられない「橋」ですが、屋久島旅行が2回目以上の方、屋久島の楽しみ方をもっと知りたい方、王道以外の観光スポットにも行ってみたい方には是非訪れて欲しいスポット。
そんな橋の中から”屋久島で最も◯◯な橋”3選をご紹介します!
九州で最も高い山が屋久島にあることをご存知でしょうか。実は「九州山岳標高ランキング」の1〜8位を屋久島が独占しています。
島のほぼ全域が山地で出来ている屋久島。そんな地形のおかげで雨が非常に多く、市町村でみる降水量ランキングは全国1位。
水がとっても豊富であることは屋久島の大きな特徴の一つです。
川の数は全部で約140本、集落の数は24。すべての集落に川と橋があります。
それぞれの橋に川にまつわるエピソードや特徴などの背景があり、屋久島の歴史を感じられます。
ガイドブックではあまり取り上げられない「橋」ですが、屋久島旅行が2回目以上の方、屋久島の楽しみ方をもっと知りたい方、王道以外の観光スポットにも行ってみたい方には是非訪れて欲しいスポット。
そんな橋の中から”屋久島で最も◯◯な橋”3選をご紹介します!
①全長172m!屋久島一長い「愛子橋」
屋久島空港がある長峰集落の隣にある小瀬田集落。小瀬田には「女川」と「男川」が流れています。女と男と猿が繰り広げる悲恋物語が由来となり、その川の名前が付いたとの伝説があります。
その「女川」にかかっている橋が、屋久島一の長さを誇る「愛子橋」です。名前の通り橋からは屋久島の名山「愛子岳」を眺めることができます。
全長172mがどれくらいの長さなのか、すぎのこヘルパーのもんちゃんと、橋の端に立ってみました。
「おーーい!!もんちゃーーーん!!!」
全力の大きな声で叫んでみましたが、何を言ってるのか全く聞こえなかったそうです。
全力の大きな声で叫んでみましたが、何を言ってるのか全く聞こえなかったそうです。
橋の脇から川へ降りることもできます。下から眺める愛子橋もやはり長いです。写真に収まりきらない長さです。
せっかくなので「男川」にかかる橋「男川橋」にも行ってみました。
圧倒的に短いです。普段通りに話す声もバッチリ聞こえます。
「女川」と「男川」でここまで差が歴然だと、この川の名前が少し気の毒に思えてしまいます。
「愛子橋」を見るときは、セットで「男川橋」も見るとより楽しめるかもしれません。
「女川」と「男川」でここまで差が歴然だと、この川の名前が少し気の毒に思えてしまいます。
「愛子橋」を見るときは、セットで「男川橋」も見るとより楽しめるかもしれません。
②高さ80mからの絶景!屋久島で最も高い「松峯大橋」
以前すぎのこ周辺のサイクリングスポットを紹介するブログでも取り上げた「松峯大橋」。宿からも歩いていけるほどの距離にあるこの橋が、実は屋久島で最も高い橋なのです。
夏場はカヤックやSUPを楽しむ人で賑わう安房川。私も何度も足を運んでいるお気に入りスポット。
夏場はカヤックやSUPを楽しむ人で賑わう安房川。私も何度も足を運んでいるお気に入りスポット。
こちらは橋からの景色の下流側です。安房川沿いの集落まで見えます。
こちらは上流側。深い森と連なる山々。すぎのこから見える「明星岳」も眺められます。
川の水は高さ80mから見ても川底の石が見える程、高い透明度です。また、川の両脇には屋久島が世界自然遺産に登録される基盤となった照葉樹林を眺めることができます。
足がすくむ程の高さ。橋の隙間から真下を見ると、ちょっとしたスリルも味わえます。
常緑樹が多いため、冬でも緑の景色を楽しむことができるのも大きな魅力のひとつです。
足がすくむ程の高さ。橋の隙間から真下を見ると、ちょっとしたスリルも味わえます。
常緑樹が多いため、冬でも緑の景色を楽しむことができるのも大きな魅力のひとつです。
緑の中の鮮やかな赤い橋、綺麗ですね。
小さーーーくなったもんちゃんが、橋の上に立っています。見えますか?
小さーーーくなったもんちゃんが、橋の上に立っています。見えますか?
③島の中でここだけ!唯一奥岳を眺められる「永田橋」
山には屋久島の中央部にそびえる山「奥岳」と里に近い「前岳」とがあります。
通常、「奥岳」は里から見ることはできませんが、島で唯一、永田集落からは奥岳を望むことができます。
通常、「奥岳」は里から見ることはできませんが、島で唯一、永田集落からは奥岳を望むことができます。
永田を代表する名山「永田岳」も奥岳のひとつ。永田岳は標高1886mで屋久島で2番目(九州でも2番目)に高い山です。
12月には標高の高い山の頂には雪が積もることもあり、雪をかぶった永田岳もまた神秘的で風情があります。
山の前に水田の鮮やかな緑が広がっているのもいいですね。ちなみに永田は島で最も広い水田がある集落でもあります。
☆おまけ「杉の子橋」
自然館の駐車場の前に、小さな橋があるのをご存知でしょうか。
小さいですが、なんとなく存在感があり、なぜか気になる・・・!
橋の名前を確認してみたところ、なんと・・・
小さいですが、なんとなく存在感があり、なぜか気になる・・・!
橋の名前を確認してみたところ、なんと・・・
橋の名前が「杉の子橋」でした!!どうりで。
屋久島で最も、すぎのこらしい「杉の子橋」。嬉しくなったので、橋と一緒に記念写真です。
屋久島で最も、すぎのこらしい「杉の子橋」。嬉しくなったので、橋と一緒に記念写真です。